八尾市の防災週間にちなみ東北の被災地の現状を写真を通して報告します。
我々は如何に科学を駆使しても自然を征服することはできません。自然と共に生きるしか道はありません。地球上で起きる我々にとっては驚異的な災害も地球にとってはささやかな変化に過ぎません。自分からの視点だけでなく、外(できれば宇宙的な)からの視点に立つことにより
客観的な視野を手に入れることになります。人生の意味も大きく異なったものになります。
「我々は大宇宙に生を享け 銀河の中に暮らしています 我々は何故ここにいるのか」このことを常に意識することが大切なのです
写真展に出展する主な作品です
上の二つの津波被害の象徴は遺族や住民の意向で取り壊しや撤去されることになった。お気持ちは痛いほど理解できるのだが残念でならない。
後世のために、そして犠牲に遭われた方々のためにも返って保存すべきだと思うのである。同じ悲しみが二度とやってこないためにも。
小高区は南相馬市の南にあり福島第一原発からは十数kmのところにあり避難指定地区になっている。そのため特に震災当時のママになっている。津波の高さはこの辺で見るところ3m前後と見られるがその破壊力は凄まじいものを感じる。コンクリートの岸壁は簡単に破壊されていた。
今回東北の被災地に参りまして夜の被災地を
撮ってきました。まだまだ復興など進まない
現状を皆さんに見ていただければと思います。
我々の周りで起こることは宇宙から視点に立つと全てが小さなことである。
しかし我々ちっぽけな人間にとっては大きな出来事である。
その両方の視点に立ち生きることが大切と考えます。
被災地では今もたくさんの方々が苦しんでおられます。
その方々を一刻でも早く本気で助けることが我々日本がすべきことです。
次々と問題が山積している日本ですが、最優先は復興なのです。
忘れてはならないのです。
たくさんの方が亡くなられました。ご遺族の方はこの建物を見るたびおもいだされるのでしょう。これを早く撤去して欲しい気持ちは痛いほどわかります。今その方向で進んでいるのでしょう。しかし二度と同じようなことが繰り返されないためにも、後世の人々のためにもこのまま慰霊塔として保存してはいただけないものでしょうか。これは気仙沼の漁船についてもお願いします。