ここでは最近の作品や前に撮ったものを新たに現像したもの等を紹介いたします。「All Rights Reserved」無断使用はできませんご了承ください。
11月14日雨季に入りかけのオーストラリア北部で皆既日食がありました。
この機会を逃すと次は5年後のアメリカ大陸になります。絶対に晴れるところと考えられるところを探してケアンズから約200km内陸に入りました。日の出には第一接触(欠け始め)が終わり欠けた太陽が山の上に顔を出し30分後には皆既を迎えるような状況でした。無人の乾燥地帯標高450mこんなところにも夜明け前には人が集まりはしゃいでいました。今回は皆既を撮影するため待っておりました。少しは肉眼でも楽しもうと思っておりましたが現実はやはり厳しいものです。屈折はタカハシFS60QC、ボーグ71FL 2台で内部と外部のコロナを狙う予定でしたが荷物の関係で赤道儀をミニ2台にしたのがやはり無理でした。たった2~3分と思いましたがやはりカメラの荷重も予想以上でそれによるズレが影響しました。十分な練習ができずに安易に考えたことが失敗でした。5年後にはリベンジします
ゆえにカメラに勝手にシャターを切らせのんびりあの美しい光景に浸るなどは今回も無縁に終わりました。やはり写真家としてはまだまだです
汎愛高校(大阪)で金星太陽面通過を撮りました。開始の07:10には雲が多く見られませんでしたが徐々に雲が切れ所々で撮れました。
生徒には授業や休み時間を利用して見てもらいました。感動している生徒もたくさんいました。写真は高橋FS60Qを使いました。赤道儀はP2-Z
カメラはS5pro。シャッター速度は1200~1600を使用。
途中までピントの甘さに気づかずにいましたが後で気付き修正しました。なかなか感動的な一日でした。次の105年後も見ましょう。